送受信ファイルの排他制御
- 概要
ここで言う排他制御とは、e-エクスプレス/MailConnectとAPとが送信または受信フォルダを介してファイル受渡しをする際、
一方がフォルダにファイルを書込み中に、他方がこれを読み出そうとしたとき、発生するかもしれない障害を避けるための制御を言います。
結論としては下記の通りです。
■送信時は考慮不要です。 ■受信時は考慮必要です。
- 送信時の排他制御処理(必要ありません)
送信の際、AP → 送信フォルダ → e-エクスプレス/MailConnect 送信タスク間の排他制御処理は、e-エクスプレス/MailConnect側で処理、
即ち、e-エクスプレス/MailConnect が送信フォルダからファイルを取り出し中にAPから送信フォルダ中に今正に入れつつあるファイルは
対象とせず次回まわしにするような処理をしています。従いましてAPでは一切考慮する必要はなく、自由に送信フォルダにデータを入れて
送信させることができます
- 受信時の排他制御処理(必要です)
受信の際、e-エクスプレス/MailConnect受信タスク→ 受信フォルダ → AP間の排他制御問題は、AP側で考慮する必要があります。
即ち、APが受信フォルダからデータを取り出す際、e-エクスプレス/MailConnect受信タスクが送信フォルダに作成中のファイルは
取り出さないような処理を行う必要があります。下記のように業務APをe-エクスプレス/MailConnectに起動させることにより、
この煩わしさを避けることができます。
e-エクスプレス/MailConnect初期画面の環境設定プルダウンメニューから、
環境設定 → 受信環境 → 業務AP自働起動 画面設定により、
業務APの起動をe-エクスプレス/MailConnect受信タスクに行わせます。
e-エクスプレス/MailConnectの業務AP自働起動機能で業務APが開始された場合、このAPが終了するまで、次の読み込み動作は開始されません。
これにより排他制御問題は発生致しません。
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