受信メール自動処理システム
- 処理内容
相手先からの添付ファイル付きメールを受信し、Subjectに書かれた文字列を添付ファイルのベース名(拡張子を
除いたもの)としてリネームし、拡張子があればそのまま生かし、このリネーム済ファイルを所定のフォルダ(stor)に貯蔵します。
次に受信メッセージのヘダー中からFromを探し、中のアドレスをフォルダ(omsg)中の返信メッセージ原稿中の<To>の下に挿入し、
送信フォルダ(send)に貯蔵します。
最後にVBSの最終命令でMailConnect送信タスクを自動起動し、(send)フォルダ中に貯蔵された返信電文を送信して終了します。
- 準備
- 各フォルダの作成、並びに、返信メッセージ原稿とプログラムの貯蔵
C:ドライブ直下に下記記載の名前のフォルダ(xxxx)を記載の階層で作ります。
C:ドライブ
│
├(VBS_ProgramFiles)
│ │
│ ├(rename) ← このシステムのフォルダ
│ │ │
│ │ ├(omsg)Original_Msg.txt ← 返信メッセージ原稿
│ │ ├(prog)PROG07.VBS ← 処理を行うVBSプログラム
│ │ ├(recv) ← 受信フォルダ
│ │ ├(send) ← 返信メッセージ貯蔵&送信フォルダ
│ │ ├(stor) ← リネーム済添付ファイル貯蔵フォルダ
│ │ │
- VBSソースプログラム
VBSソースプログラムはこちら →→ CLICK
このVBSプログラムをPROG07.VBSのファイル名で(prog)フォルダに入れます。
- 返信メッセージ原稿の作り方と貯蔵位置
エディターで下記のように返信メッセージ原稿テキストファイルを作り、Original_Msg.txt のファイル名で、(omsg)フォルダに入れます。
-------次の行から-----
<To>
<Subject>
受信しました。
<Body>
貴メールならびに添付ファイルを戴きました。
−−ここに任意のメッセージを入れます−−
有り難うございました。
-------前の行まで----------
- MailConnectの設定
弊社WebページのダウンロードページからMailConnectをダウンロードして設定して下さい。
■設定に際してはマニュアル類を参考にして下さい
- 設定サンプル(MailConnect日本語版) → CLICK HERE
- 日本語版セットアップマニュアル → CLICK HERE
- 日本語版オペレーションマニュアル → CLICK HERE
(注)今回は標準的なものに加え、特に下記の設定が必要です
- 受信フォルダは "C:\VBS_ProgramFiles\rename\recv" に設定し、かつ
格納モードを ”着信メールをフォルダでラップ”に設定します。
- 受信環境の業務AP自動起動を”C:\VBS_ProgramFiles\rename\prog\PROG07.VBS”に設定します。
- 送信フォルダ”C:\VBS_ProgramFiles\rename\send”に設定します。
- 実行
MailConnectの初期画面を手動で立ち上げ、受信の常駐型実行を1分間隔で行わせれば、永続的な受信実行状態となります。
着信があれば自動的にVBSプログラムが稼働し、受信フォルダ中の着信メールから、添付ファイルのリネームと貯蔵、
返信用メールテキストの作成と送信フォルダへの貯蔵を行います。
この時取り込まれた全着信メールに付き上記処理を行います。
VBSプログラムの最後のコマンドでメールコネクト送信タスクを起動し、全メールを送信して終了します。
着信がある度にこれを永続的に繰り返します。
深夜の決まった時間にマシンを Auto Restart したような時など、無人で常駐型実行をさせる方法等については、
本WebサイトのテクニカルQ&Aをご参照下さい。
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