システムサンプル

受信メール自動処理システム



  1. 処理内容
    相手先からの添付ファイル付きメールを受信し、Subjectに書かれた文字列を添付ファイルのベース名(拡張子を 除いたもの)としてリネームし、拡張子があればそのまま生かし、このリネーム済ファイルを所定のフォルダ(stor)に貯蔵します。
    次に受信メッセージのヘダー中からFromを探し、中のアドレスをフォルダ(omsg)中の返信メッセージ原稿中の<To>の下に挿入し、 送信フォルダ(send)に貯蔵します。
    最後にVBSの最終命令でMailConnect送信タスクを自動起動し、(send)フォルダ中に貯蔵された返信電文を送信して終了します。

  2. 準備
    1. 各フォルダの作成、並びに、返信メッセージ原稿とプログラムの貯蔵
      C:ドライブ直下に下記記載の名前のフォルダ(xxxx)を記載の階層で作ります。

      C:ドライブ
       │
       ├(VBS_ProgramFiles)
       │ │
       │ ├(rename) ← このシステムのフォルダ
       │ │ │
       │ │ ├(omsg)Original_Msg.txt ← 返信メッセージ原稿
       │ │ ├(prog)PROG07.VBS ← 処理を行うVBSプログラム
       │ │ ├(recv) ← 受信フォルダ
       │ │ ├(send) ← 返信メッセージ貯蔵&送信フォルダ
       │ │ ├(stor) ← リネーム済添付ファイル貯蔵フォルダ
       │ │ │


    2. VBSソースプログラム
            VBSソースプログラムはこちら →→ CLICK

      このVBSプログラムをPROG07.VBSのファイル名で(prog)フォルダに入れます。


    3. 返信メッセージ原稿の作り方と貯蔵位置
      エディターで下記のように返信メッセージ原稿テキストファイルを作り、Original_Msg.txt のファイル名で、(omsg)フォルダに入れます。

      -------次の行から-----
      <To>
      <Subject>
      受信しました。
      <Body>
      貴メールならびに添付ファイルを戴きました。

      −−ここに任意のメッセージを入れます−−

      有り難うございました。
      -------前の行まで----------

    4. MailConnectの設定
      弊社WebページのダウンロードページからMailConnectをダウンロードして設定して下さい。

      ■設定に際してはマニュアル類を参考にして下さい
      1. 設定サンプル(MailConnect日本語版) → CLICK HERE
      2. 日本語版セットアップマニュアル → CLICK HERE
      3. 日本語版オペレーションマニュアル → CLICK HERE

      (注)今回は標準的なものに加え、特に下記の設定が必要です
      1. 受信フォルダは "C:\VBS_ProgramFiles\rename\recv" に設定し、かつ
        格納モードを ”着信メールをフォルダでラップ”に設定します。
      2. 受信環境の業務AP自動起動を”C:\VBS_ProgramFiles\rename\prog\PROG07.VBS”に設定します。
      3. 送信フォルダ”C:\VBS_ProgramFiles\rename\send”に設定します。


  3. 実行
    MailConnectの初期画面を手動で立ち上げ、受信の常駐型実行を1分間隔で行わせれば、永続的な受信実行状態となります。
    着信があれば自動的にVBSプログラムが稼働し、受信フォルダ中の着信メールから、添付ファイルのリネームと貯蔵、 返信用メールテキストの作成と送信フォルダへの貯蔵を行います。
    この時取り込まれた全着信メールに付き上記処理を行います。
    VBSプログラムの最後のコマンドでメールコネクト送信タスクを起動し、全メールを送信して終了します。
    着信がある度にこれを永続的に繰り返します。
    深夜の決まった時間にマシンを Auto Restart したような時など、無人で常駐型実行をさせる方法等については、 本WebサイトのテクニカルQ&Aをご参照下さい。


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