システムサンプル

空メール処理システム


  1. 処理内容
    不特定の相手から届く空メール(送信者のFromアドレス以外は殆ど何も入っていない(入っていても無視される)メール)に対し、こちらで準備したURL情報等を入れたメールを自動返信します。
    MailConnectの受信タスクを常駐型で稼働しておき、着信があれば予め準備したVBSプログラムが自動稼働、送りたいURL等を記載した本文と、着信メールのヘダー内容から取得したFromアドレスを返送宛先アドレス等を使って送信パターンに則ったTEXTファイルとして作成します。
    一回の受信で複数の空メールを着信しているかも知れないので、着信メール全てについて上記操作を繰り返し行います。
    次にVBSの最終コマンドでMailConnect送信タスクを自動起動し、作成された送信電文全てを送信して終了します。


    概 念 図

  2. 準備
    1. 各フォルダの作成、並びに、送信先メールアドレスとプログラムの貯蔵
      C;ドライブ直下に下記それぞれの名前のフォルダ(xxxx)を記載の階層で作ります。
      フォルダ(omsg)にはOriginal_Msg.txtというファイル名を付した返信メールのテンプレートTEXTファイルを入れ、 (prog)フォルダにはVBSプログラムを、PROG02.VBS の名前で入れます。

      C:ドライブ
        │
        │
        ├─(vacmail) ← このシステムのフォルダ
        │  ├─(omsg)Original_Msg.txt ← 返信メールのテンプレートTEXTファイル
        │  ├─(prog)PROG08.VBS ← 処理を行うVBSプログラム
        │  ├─(recv) ← 受信フォルダ
        │  ├─(send) ← 送信フォルダ

      VBSソースプログラムはこちら


    2. MailConnectの設定
      弊社WebページのダウンロードページからMailConnectをダウンロードして設定して下さい。

      ■設定に際してはマニュアル類を参考にして下さい
      1. 設定サンプル(MailConnect日本語版) → CLICK HERE
      2. 日本語版セットアップマニュアル → CLICK HERE
      3. 日本語版オペレーションマニュアル → CLICK HERE

      (注)今回は標準的なものに加え、特に下記の設定が必要です
      1. 受信フォルダを "C:\vacmail\recv" にするのは通常通りの設定、かつ
        格納モードを ”着信メールをフォルダでラップ”に設定します。
         この設定により受信時、受信フォルダ中に YYYYMMDD_HHMMSS_NNNN という名前を持つ
        フォルダが作られ、中に以下の各ファイルが貯蔵されるので、後続プログラムでこれを使います。
         (セットアップマニュアルの9ページ参照)
         @nse_edi_pro_header.txt  <--- header内容全てが入ったTEXTファイル
         Anse_edi_pro_subject.txt  <--- subject情報の入ったTEXTファイル
         Bnse_edi_pro_body.txt  <--- body内容全てが入ったTEXTファイル
         C添付ファイル  <--- 添付ファイルがもし付いていれば入る

      2. 受信環境の業務AP自動起動を”C:\vacmail\prog\PROG02.VBS”に設定します。
      3. 送信フォルダ”C:\vacmail\send”に設定します。


  3. 実行
    MailConnectの初期画面を手動で立ち上げ、1分間隔の常駐型実行をさせれば永続的な受信実行状態となります。
    着信があれば自動的にVBSプログラムが稼働し、返信メールのテンプレートTEXTファイルをベースに、着信メールのヘダー内容から取得したFromアドレスを返送宛先アドレスをセットしパターンに則ったTEXTファイルとして作成します。
    一回の受信で複数の空メールを着信しているかも知れないので、着信メール全てについて上記操作を繰り返し行います。 VBSプログラムの最後のコマンドでこれを送信して終了します。
    着信がある度にこれを永続的に繰り返します。
    深夜の決まった時間にマシンを Auto Restart したような時など、無人で常駐型実行をさせる方法等については、 本WebサイトのテクニカルQ&Aをご参照下さい。


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