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Application Dispatcher (アプリケーション ディスパッチャー)

アプリケーション ディスパッチャー(以下、A.D.と略します)は、それぞれ独立して 稼働する2つの処理系の間で、排他制御問題や錯綜を起こすことなくデータをスムーズに やり取りして処理させるために、24時間365日両者間に介在して制御させることのできる ソフトウェアです。
たとえば、対外的に送信・受信を行う通信系(フロントエンド)システムと、 処理を主体とする基幹系(バックエンド)システムとの相互間に介在することなどがその 代表例で、この場合基幹系システムで送信すべきデータが出来たときA.D.が仲介して 排他制御問題などを起こすことなく通信系システムに渡して支障なく送信処理を行わせ、 また逆に通信系システムでデータを受信したとき、スムーズに基幹系システムに渡して これを処理させる、などの働きをさせることができます。

<データフローの概念図> アプリケーションディスパッチャーのデータフローの概念図
<処理の流れ>
  1. 待ち受けフォルダへのデータ挿入
  2. 送り側処理系(上記図では、処理系1)から待ち受けフォルダにデータを入れます。 このとき排他制御問題を一切考慮する必要はありません。

  3. A.D.の動作
  4. I.の動きとは非同期にA.D.は以下の何れかの動きをします。
    1. ワンショット起動
    2. A.D.を1回だけ実行します。
    3. タイマー起動
    4. 予めセットされた時刻になれば、A.D.を1回だけ実行します。
    5. 常駐型・間歇起動
    6. 分単位の指定時間間隔でA.D.を1回だけ実行し、これを無限に繰り返します。
    7. 常駐型・リアルタイム起動
    8. A.D.が常駐し、待ち受けフォルダにデータを入れば即実行します。
    上記4種の各動作はボタンクリックによる手動、または、コマンドライン 発行による他のプログラム等から自動、の何れかにより実行させることが できます。

  5. データの移動
  6. II.に示された動作により、待ち受けフォルダ中のファイルをユーザAP用フォルダに 移動させ、IV.に記載されるアプリケーション プログラム(以下、APと記します)を 起動します。 移動されたファイルは待ち受けフォルダ中より抹消されます。
    A.D.が待ち受けフォルダからファイルを取り出す際には、今まさにここに 挿入されつつあって未完成のファイルは対象外にして次回廻しにします。待ち受け フォルダにファイルを入れる側のプログラムが排他制御問題を一切考慮せず、いつでも 自由にファイルを入れても良いのはこのためです。

  7. ユーザAPの起動
  8. A.D.の1つの実行ショットが終わるごとに、各々指定により、記載の順序で 各APの実行が行われます。
    1. 初期起動ユーザAPの実行
    2. 各フォルダごとに指定されたユーザAPの実行
    3. 最終起動ユーザAPの実行

<Application dispatcher の待ち受け処理の概要>
 PDFをご参照下さい → CLICK


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